「眞緒も、もう受験生なんだなー」 「そーなのよ。早いわよねー」 ピーマンの苦さに顔をしかめるあたしを無視して、 おかーさんとハル兄がしみじみと語り出した。 「大きくなったら、ハル兄のお嫁さんになる! なんて言ってたのになー」 「そうそう。言ってたわよねー。ふふふ」 ……だからそれは、昔の話でしょって! 好きなのかどうかも分かんないような、大昔のっ。