「じゃあ……オネエが……あたしがハル兄をダメするって言ったのは……」 「そういうふうに言ってくれれば高い金を払うって、アイツがオネエに頼んで、オネエがそれを受けてたってこと」 「彼女は……ハル兄をお父さんの会社に入れるからって……」 「それもウソ。……いや、その話はずっとされてたけどな」 そう言って、ハル兄は苦い顔をした。