「ねね、ハル兄、なんで知ってるの……?」 小声になる必要もないんだけど、 ひそひそ話をするみたいに詰め寄ってしまう。 そんなあたしを笑ってから、ハル兄の種明かしが始まった。 「今日な、会ったんだよ、オネエに」 「え? 会ったの? なんで?」 「会ったっていうかな、お前の家に行った帰りに駅前で見かけたんだわ。あのナリだろ? すぐにお前が言ってた占い師だって分かった」 「え? 店開いてたの?」 あたしが学校帰りに通った時にはいなかったけど。