ハル兄がうなずいたのを見て、胸の中が熱くなった。 ……そこに彼女がいなかったことが、こんなにウレシイなんて。 「そっか。ハル兄が自分で選んでくれたんだ」 知らず知らずに、顔がゆるんでしまう。 そんなあたしを見て、何か勘違いしたのか、 「俺さ、そういうの、詳しくないから」 ハル兄の顔が、若干すねて見える。 「ボディクリームとか入浴剤とか? 他にもいろいろ種類があるんだろ?」 「うん? うん」