「電話も出ないで。スイーツ堪能してんじゃねーよ」 振り向くと、眉間にしわを寄せたハル兄が立っていた。 「あ、ハル兄! あ、あれ? 電話……、あっ」 [着信アリ 1件] どうやら、 あたしがバウムクーヘンに気をとられているうちに、かかってきていたらしい。