「セーラー服って珍しいですね」 「地元じゃ結構ノーマルです」 「こっちの方じゃないんですね」 「はい、そうなんです。あの、そっちの味も試していいですか?」 「いいですよ。2番人気のイチゴ味です」 「あ、これも美味しい!」 その後も、メロン味、チョコ味、バナナ味……。 調子にのって、色違いのバウムクーヘンを次々につまんでいく。