『でもさ、なにも今日じゃなくてもよかったんじゃない?』 指摘されて、「うん、確かに」と思ったけど。 今日じゃないとダメなような気がした。 っていうか、今日、今すぐに、会いたかった。 「えっと、その……」 だけどそれを、口にすることができない。 『眞緒?』 「……うん?」 『気をつけて行きなさいよ?』 「え? あ、うん」 おかーさんは、特に突っ込んでこなかった。 それが、今はありがたかった。