ますます申し訳ないって気持ちになった。 あたしが考えてる以上に、ハル兄は大変な身なんだ。 それなのに…… カテキョを引き受けたことで、よけいな負担がかかって…… 合格させなきゃいけないって気持ちが、あのノートを作らせたのかもしれない。 「眞緒ちゃん?」 黙ったあたしに、電話の向こうで声がした。 「陽斗ね、心配してたわよ、眞緒ちゃんのこと」 「……え?」