袋の中には、切り取ったノートを折りたたんだ、手紙みたいなものも入っていた。 そっと開いて、高鳴る胸をおさえて文字を追う。 “がんばれよ。それと、ちゃんと寝ろよ。” そこに書いてあったのは、短いけど優しい言葉。 唇をかみしめたけど、もう、ダメだった。 両目から、ぽろぽろと涙があふれてくる。 あたし……あんなふうにして最後の授業を終えたのに。 追い出すみたいにして帰したのに。