カラオケもしたくないし、帰ったって寝れるはずもない。 ふいにオネエにでも会っていこうとかと思い立って、商店街に寄ってみたけど。 「そう言えばオネエは夜の人だったっけ……」 こんなことまで忘れてる。 寝不足のせいか、注意力も散漫だ。 やることも行くあてもないあたしは、 歩く人たちに何度もぶつかりながら、ふらふらと家までの道を帰った。