幼なじみの甘い××。Good night baby★



その横顔が、たまに疲れていたことも知ってたのに。



休憩中に、あくびをしていたこともあったのに。



あたしは、自分のことばっかりで。



ハル兄のことなんて、全然考えてあげてなかったんだ。



「眞緒? なんだよ。ぼけっとして」


「あ、ううん。何でもない。てかハル兄、」


「ん?」


「……ありがとう」


「? 何が? つーかお前、この前からヘンだな」



あたしは、こうしてお礼を言うことしか出来ない。



お返しなんかも出来ない。



就職をあっせんしてくれるような彼女がいてくれて良かった。



……って、普通にそう思えればいいのに。



隣にハル兄が座ると、ちくんと胸が痛んだ。