* お風呂に入って、ご飯を食べて。 洗いものをしているおかーさんの背中にぼそっとつぶやいた。 「ハル兄のカテキョ、今日で終わりにしてもらうから」 「……えっ?」 泡だらけの手を止めて振り向いたおかーさんに続ける。 「そうすることにしたから。ハル兄の彼女にも怒られてるし。てか、また怒られたらイヤだし。 バイト代も払わなくてすむし。よかったでしょ? おかーさんも」 どうしても、トゲのある言葉が出てきてしまう。