握りしめてる自分の手がわずかに震えていた。 怒りたいのか、 泣きたいのか、 どうしたいのか、 もう、何も考えられない。 言い終ったあとも、おかーさんの顔を見ることはできなかった。 ずっとガマンしてきた感情を言葉で吐き出したはずなのに。 声になったそれは、 後悔と一緒に自分の中に戻ってきただけだった。