「ハルニイ? なに? 韓国人?」 「名前じゃないしっ。ハル兄! 陽斗お兄ちゃん!」 「略すから悪いのよ、アンタは何でも」 「略じゃないし。愛称だし。あとさ、前にも言おうと思ったんだけど、オネエが使ってるイケメンも略語だからね」 「知ってるわよそんなこと。で、ヤッたんじゃないなら何があったわけ?」 身を乗り出してくるオネエに背中をそらしつつ、あたしは最近の出来事を報告した。 なんだかんだいって、オネエと話すのはキライじゃない自分に困る。