……不思議。 こんなにドキドキするのに。 うっとりと、まぶたが落ちていくのはどうしてだろう。 「ハル兄……」 「………ん?」 「……眠く、なってきた……」 「……ん、オレも」 落ち葉のじゅうたんの上。 お昼寝中の猫みたいに重なりあったあたしたちは、 やわらかい光の中で、つかの間の眠りに落ちた。