すうっと通された指先が、落ち葉をはらはらと取り除く。 「昔からサラサラだよなぁ、眞緒の髪」 髪の毛が意志でも持ってしまったかのように……くすぐったくて。 ぐっと唇をかみしめて、それが終わるのをひたすら待った。 「落ち葉の上で転げまわる女子高生なんて初めて見たわ」 「……あ、あたしだって、地面に寝てる大学生なんて初めて見たしっ」 最後の1枚をつまんで笑うハル兄に、精一杯の反抗を試みる。