君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて




trapは、毎日大学の帰りにメンバー全員で練習をしている。

…という事実を俺は良く知っている。

やっぱすげーな、trapの皆さんは。
俺、尊敬しちゃうっす。



K大から、まっすぐ美加とあきらの待つ店に行く。

美加をあきらからバトンタッチしてもらうためである。

美加は、確実に俺よりもあきらが大好きだ。
デートの最中の話題はほとんどあきら。
…妬けるぜ、バカヤロー、、、


「よっし、あの2人…ぜってぇくっつける!」


と、俺は決意したのであった。