「奏、、、あの阿呆め」 「…ト、トウマ!」 これじゃ計画が、どーのこーのとブツブツ言ってるトウマさんを、サラさんが必死に抑えていた。 「それでは主役の登場だYO!」 ───It's show time !!! DJの声が終わると同時に、一番最初に、ドラムの音が聞こえた。 エグチになった江口さんの、最初の出番だった。 怒ってるはずなのに、楽しくないはずなのに。 リズムにのってしまう手足。 コツ、コツ・・・と、刻む度にわかってしまう…───