「と、それから…」
そう言った広瀬さんの背後から、ものすごい可愛い…可憐な女の人が現れた。
「その人は?」
「東雲葵さん、あまりにも可愛くて…声かけちゃいました」
う、、、うわお。
広瀬さんってば、実はものすごい積極的なのかもしれない。
「あ、えと…大槻明です。広瀬さんはバイト先の先輩です」
「東雲葵です。一応、大学に通ってます」
…声も可愛いっ!
と、あたしが目の前の美女にうっとりしていると、、、
「行くよ」
江口さんがあたしの手を引いた。
「あ、ちょ待っ…すみません!またお店へ来てくださいねっ」



