今日は店を休んで、美加ちゃんと帰ることになった明ちゃん。 忘年会の団体予約があるからと言って、俺も同時に店を追い出された。 「江口さん…ありがとうございました」 いつもの明ちゃんじゃない、のは当たり前だが、本当に覇気が無い。 俺の方がいたたまれなくなって、明ちゃんを引き寄せると、驚いてこちらを見る美加ちゃんを余所に、顔を近づけた。 「これ、、、風邪予防」 顔の距離はそのまま、俺は明ちゃんの細い首にマフラーを巻いた。