海の欠片~奇跡が繋いだ愛~

小さい頃から憂磨の方が身長は高いがそこまで引き離されてはなかった。


だけど、今私と比べても背伸びをしても届かない。


それにバスケを初めてから男らしさが増したっていうか…


足も速いし、スタイルもいいし、ルックスもいい。


憂磨は学年のモテ男になっていた。


それに比べて私は普通の女の子。


憂磨との距離が離れていきそうで不安になる。


「同じクラスだといいな!」


憂磨が急に笑顔でいう。


私は急に言われたからか、すぐに反応ができなかった。


「なんだよ…同じクラスは嫌ってか!?」


「ち、違うよ…急に言われたからビックリしただけよ…」


「本当かよ。」


っと笑いながら言う。


私は拗ねるような態度をとった。