海の欠片~奇跡が繋いだ愛~

クラスを確認し、憂磨と教室に向かう。


だが…


「キャー!!憂磨くーん!!」


憂磨ファンが一気に駆け寄る。


「憂磨くんおはよう!」


「私憂磨くんと同じクラスだったよー!」


周りからいろんな話が聞こえる。


憂磨は慣れているせいか普通に接している。


「朝から凄いねぇ…」


そう私の後ろから言ったのは私の友達、佐藤明菜だった。


「明菜…」


「いいの?あのままで…。」


「しょうがないよ…」


「落ち込むなって!!私も一緒のクラスだから一緒に教室まで行こう!」


「うん!」


明菜はとても明るい性格をしていて、それが取り柄ですって自分から言ってるくらい明るい。


でも、私はそんな明菜が好き。


一番の親友。