「うわぁぁん…!!」


私は公園で泣いていた。


男の子から嫌がらせをうけて。


「沙羅!どうした!?大丈夫か!?」


いつも一番に駆けつけてくれるのは憂磨だった。


当時幼稚園児だった私は泣き虫で、助けてくれる憂磨は元気で強がりの子。


私が嫌がらせを受けた時憂磨はいつも…


「今からそいつらに仕返ししてくるから待っててね!」


そう言って自分もボロボロになりながらもいつも戦ってくれていた。