「……っふ……っ」
――嫌い。
その言葉が、たまらなく痛くて涙が止まらないよ。
嫌いなのに……キスなんてしないでよ。
嫌がらせのキス。
それでも嬉しかった私……バカみたい。
――好き。
この気持ち……どうしたらいいんだろう?
「……っ…あは……告白する前に……
くっ……振られてるし。
好き……言って……ない」
やっぱり気付かなきゃ良かった。
こんな……こんな振られ方、最悪だよ。
溢れる涙は、いつ止まるのかな?
この涙と流れてしまえばいいのに。
――好き。
こんな想い……もう、いらないよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…