「陽菜、良かった、ほんと良かった! 俺、お前が目を覚まさなかったらどうしようって、 お前が死んでしまっ…」 ごめんね?幸樹、 もう大丈夫だから。 幸樹の頬を伝う温かいものを指先で拭い 幸樹の頭を抱きしめた。