ヤンキー&地味子の交換日記〜震えるハートを抱きしめて〜


彼の書いた文字は、まだ何も書いていない真っ新な頁にも滲んでて、

その黒く滲んだ文字や線、小さな点までも一つ一つが愛おしくて、

胸がキューってなって、

あたしは彼が書いてくれた頁を胸に押し当て

両手でギューッと抱きしめた。