ベリルはそうして、息絶えたマンティコアの額に手をあて目を細める。
「その身は自然に還り、命は受け継がれていく……」
ガクンと片膝をついた。
「大丈夫ですか!?」
少年が駆け寄って心配そうな声をあげる。
「うむ。こいつを使うとかなり消耗するのだ」
言いながら立ち上がり、剣を鞘(さや)に収めた。
「……ファイア・ソードですか?」
「エレメンタル・ソードだよ」
2人は村に向かって歩き出す。
途中につなげていた馬に飛び乗り、夕暮れ間近の空を足早に駆けた。
「その身は自然に還り、命は受け継がれていく……」
ガクンと片膝をついた。
「大丈夫ですか!?」
少年が駆け寄って心配そうな声をあげる。
「うむ。こいつを使うとかなり消耗するのだ」
言いながら立ち上がり、剣を鞘(さや)に収めた。
「……ファイア・ソードですか?」
「エレメンタル・ソードだよ」
2人は村に向かって歩き出す。
途中につなげていた馬に飛び乗り、夕暮れ間近の空を足早に駆けた。



