占い師は水晶をなでるように左手を流し、小さく発した。
「ここより北西の方角……切り立った岩山の中だ」
「地図を!」
グエンが後ろを向き地図を求める。
その声に1人が反応し、持っていた地図を真ん中のテーブルに広げた。
古ぼけた茶色い地図に記されている大まかな表示や図形、別の男が指を指し示す。
「北西……。! ここは『入らずの谷』だ」
「入らずの谷?」
グエンが地図を見て聞き返した。
男はそれに頷き、真剣な顔を向ける。
「『リンドブルム峡谷』と呼ばれている谷でその昔、リンドブルムが棲んでいたと伝えられる事から名付けられた場所だ」
「!」
ベリルはピクリと反応し、何事もなかったように話を続けた。
「確かに怪しいな」
「行くのか?」
腕を組んで思案しているベリルにグエンが問いかける。
「行かねばなるまい」
「ここより北西の方角……切り立った岩山の中だ」
「地図を!」
グエンが後ろを向き地図を求める。
その声に1人が反応し、持っていた地図を真ん中のテーブルに広げた。
古ぼけた茶色い地図に記されている大まかな表示や図形、別の男が指を指し示す。
「北西……。! ここは『入らずの谷』だ」
「入らずの谷?」
グエンが地図を見て聞き返した。
男はそれに頷き、真剣な顔を向ける。
「『リンドブルム峡谷』と呼ばれている谷でその昔、リンドブルムが棲んでいたと伝えられる事から名付けられた場所だ」
「!」
ベリルはピクリと反応し、何事もなかったように話を続けた。
「確かに怪しいな」
「行くのか?」
腕を組んで思案しているベリルにグエンが問いかける。
「行かねばなるまい」



