ベリルは一時期、グエンの恋人と思われていた。
『美しければ性別は関係ない』
そう考える人間は少なくはない。
あのグエンと対等に話の出来るベリルを恋人と勘違いしてもある意味、仕方のない事でもある。
それほどに、グエンという男の風貌は立派なものだった。
ベリルなど、片手で持ち上げてしまうだろう。
何度かそれをされたが、ベリルはさして気にも留めず軽くあしらっていた。
負けず嫌いの勝ち気な性格のグエンは、いつもそれにムキになる。
からかわれているのはグエンの方なのだ。
「助けてくれた礼に何か手伝おう」
「え……い、いい」
エリスは顔を伏せて横に振った。
「遠慮はいらん」
「だっ、だって……」
言い出しにくそうにして、小さく口を開く。
『美しければ性別は関係ない』
そう考える人間は少なくはない。
あのグエンと対等に話の出来るベリルを恋人と勘違いしてもある意味、仕方のない事でもある。
それほどに、グエンという男の風貌は立派なものだった。
ベリルなど、片手で持ち上げてしまうだろう。
何度かそれをされたが、ベリルはさして気にも留めず軽くあしらっていた。
負けず嫌いの勝ち気な性格のグエンは、いつもそれにムキになる。
からかわれているのはグエンの方なのだ。
「助けてくれた礼に何か手伝おう」
「え……い、いい」
エリスは顔を伏せて横に振った。
「遠慮はいらん」
「だっ、だって……」
言い出しにくそうにして、小さく口を開く。



