執事と共に日常を。

「これ、捨てるつもりなんだな」

「そうだけど」

「じゃあ、どうしようが構わないな」

「何を……」


カンザキがそういいかけた瞬間、春樹はレシートをキャンドルの上にかざした。


「なっ……」