執事と共に日常を。

「絶対、というものが欲しいのか」


ふと、春樹が問いかけた。


「そうだね。揺ぎ無い繋がりが、欲しかったんだろう。その点……」


カンザキはテーブルに置かれたレシートに視線を落とす。


「彼女とは、それが分かち合えたと思う」


そういうカンザキの目はキャンドルの明かりを寄せ付けないほどの闇があった。

春樹は、その目に疑問を感じながら吊られてレシートに視線を落とした。