「ねえ、ミナミって子、覚えてるかな」
カンザキは、口元の泡を拭いながら言う。
「えっと、カナと仲の良かった」
「そう、カナの後ろの席だったって聞いてるから、春樹クンも知ってると思って」
よく知っていた。
カナとは正反対でおとなしい感じの子ではあったが、不思議とカナと気が合っていた。
よく、授業中なんか一緒に問題を解いたり教えあったりした。
カンザキは、口元の泡を拭いながら言う。
「えっと、カナと仲の良かった」
「そう、カナの後ろの席だったって聞いてるから、春樹クンも知ってると思って」
よく知っていた。
カナとは正反対でおとなしい感じの子ではあったが、不思議とカナと気が合っていた。
よく、授業中なんか一緒に問題を解いたり教えあったりした。

