執事と共に日常を。

「あたし母親の会計に忙しくて声掛けられなかったんだけど、気づいたらカンザキくんが声掛けてたの」


カンザキが、優しくその子供の背中に手を触れ声を掛けているのは容易に想像できた。


「でね、笑っちゃったのがね、その子供に向かって、『フソク数とカジョウ数だ』なんて言い出すの」


不足数と過剰数を変換するまで一瞬思考が止まった。


「どういうことだ」