執事と共に日常を。

「いや……運転手のようなこともするから」

「すっごいねー。すごいとこで働いてんジャン」

「どうだか」


いや、極道の家の使用人、と言えばすごいとこで働いていることにはなるのだろう。


「カナこそ、仕事はどうだ」

「うん、大変だけど楽しいよ。うち、子供服も扱ってるから、そういうコーディネートも好きだし」


と笑みをこぼすカナは、本当に充実しているように見えた。

しかし、カナのすごいところはその充実を自分で勝ち取っているところだと思った。