「…先生、頭が痛いので保健室で薬もらってきていいですか?」



「ああ、大丈夫か?」



「はい」



そう言ってあたしは教室をでて保健室に向かった。



ガラッ



保健室に入ると



保健の先生はいなくて



中にいたのは自分で匕ザとヒジの手当てをする蒼騎君だけだった。