「ふ〜ん」


「……!!!」


えっ?いつからそこに?

「迷子ちゃん好きな奴いるんだ」



そ、蒼騎くん!!


「一体誰なんだろうね?」

蒼騎君はあたしに近づいてきて

あたしを逃がさないかのように壁に押し寄せてきた。