「佐伯君…いまのって」



「悪い、するつもりじゃなかったんだ」



「なんで…」



「俺…お前が好きみたい」


ニカッと笑って佐伯君はトイレに入っていった。


あたしはただただ



ボーっと突っ立っていた。