あたしは先生に引っ張られたほっぺをなでながら、聞いた。 「せんせひ……、鳥好きなの?」 「いや。別に」 「はぁあああ?」 なんだよ、こいつ!!!! 子供みたいに顔を窓にくっつけて、そんなに真剣に観察しておきながらそりゃないでしょーよ。 「はいっ! 浅倉さんは仕事仕事!」 先生はポンポンと手を叩き、あたしを実験室に追いやる。 先生のいる準備室と、あたしが追いやられた実験室には顔の高さにガラスの小窓がある。 だからサボっていたらすぐバレる。 くっそぅ。