「ああああああーーー!!!! ウソっ!!!」 がばっとあたしは身を起こす。 それはもうすごいスピードで。 目を開けるとそこは誰かの顔ではなく、あたしの部屋の天井。 つまりあたしのベッド。 そしてあたし一人。 完全なる独り言。 そして完全なる夢!!!! 信じられない。 信じたくない!! ありえん。ありえーんっ。 「ノノ!! うるさいわよ! 何があったの!」 お母さんが部屋に入ってくる。