「父様、あたしは・・あたし、自分が会社継いでもいいんですよ?」

「麗が?お前、会社継ぐのいやがっていただろう」


はははと笑う父様。


はあ、、もう結婚するしか道がないみたい。


どうしてあたしは
鳳家に生まれてきたんだろう。

普通の女の子として生きていきたいのに

鳳麗だからって
普通の生活ができない。


「そうだ、マンションの部屋を買って二人で暮らしてみたらどうだ?」

また楽しそうに笑う父様。
その意見に賛同する西園寺様は・・・
「だったら、××区のオアシスというマンションはどうだ?最上階を買おう。あそこの最上階は部屋数も多いし、セキュリティも万全だ」


「父さん!僕たちまだ高校生だよ!同棲なんて・・」


「仲良くなれる機会じゃないか」

西園寺様はにこにこしながら言った。

ふざけないでよ
なんで一緒に暮らす?
一人娘をこんなチャラ男と暮らさせるとこ
父親としてどうなの??