紅屑の記憶



「……リシナ!!」


突然誰かに抱きしめられる
誰でしょう……
でも……


「…あなた……は……」


この匂いや声…
あなたは………


リシナはゆっくり
目を開けた


桃色の髪……
紅の…瞳………