紅屑の記憶


それと同時に
光が瞬く


これは……何……?
なんだか眠く…なっ…て…


そのままイヴは
リシナの胸に倒れ込んだ


「…今のは魔法かい?」


女性の言葉にリシナは頷く


「魔法が使える人間は
そういない…
お前さんで8人目だよ」


女性は笑ってイヴに近付く


「…お前さんが大好き
なんだろうね…」


女性の言葉にリシナは
頬を赤く染める