紅屑の記憶


「…リシナ!私もっ…」


イヴはリシナの
腕を掴む


「駄目です!
あなたは此処に
イヴをお願いします」


リシナは女性に
頭を下げた


「お前さん!!
命を粗末にしては
いけないよ!!
あれは人間の敵う
相手じゃ…」


女性の言葉に
リシナは不敵に笑った