紅屑の記憶


「…もしかしたら
それがお前さん達の言う
光の事かもしれないね」


その紙をイヴに
渡すと女性はリシナを見た


「次は剣の話だね
さっき話した星を
見つけた男が月の出る晩
黄金に光る剣を
町に持ち帰った所から
始まった…」


女性はそう言って俯く


「…星が剣になった
んだって…
自慢げに剣を見せた
それでみんなの前で
剣を鞘から抜いたんだよ」


女性は肩を震わし
眉間にシワを寄せる