紅屑の記憶


『憎い……憎い……
我は何の為に生まれ
何の為に存在する…?


我は………
憎しみと怒り……
狂喜と快楽の象徴…


さぁ……
我の手を取れ…』


「愚かな人間よ………」


ギュッ
「………イヴ………」


暖かい……
誰かの温もり………