紅屑の記憶


突然辺りが光輝いた

まるで主を待っていた
かのように…

「……………これは…」


リシナは目を見開き
辺りを見渡す


「………死んでる……
生き物達が……」


光の周りの動物や虫、
雑草までもが死んでいる