紅屑の記憶


「イヴ!?大丈夫ですか?」



リシナはイヴの
雪を叩き袖で顔を
拭いてあげる


「…大丈夫…雪って
冷たいけど…氷ほど
冷たく無いんだね」


そう言ってイヴは笑った