紅屑の記憶



「…ナシラ………」


リシナは笑顔を
浮かべてマオを見据える


「…イヴを返して
貰います
勿論力ずくですが…」


リシナはそう言って
マオに斬りかかる


「……東南の風…
深森の花…咲き誇れ
舞花!!」


花々がマオの視界を
遮り動きを鈍らせる


「援護します!!」


ナシラの魔法が
リシナを援護する