紅屑の記憶


「…俺と殺るのか……?
それは俺と…イヴを
敵と見なしたって事で
間違いないな…?」


不敵に笑いながら
マオはリシナを見据えた



「……リシナ」


ナシラは真剣な瞳で
リシナを見つめる


「……分かって…います…」



分かってます……
言いたい事は分かっています


私は王子です…



国を第一に考え
守るのが使命


だから旅を始めたんです


その旅で…
私は大切な者と出会った