紅屑の記憶


見えるのは今までの
温かい記憶…


私を見つけてくれて…
ありがとう…リシナ…


「…大好き………」


イヴはそう言って
笑顔を浮かべた


「迎えに来た」


目の前にマオが
姿を現す


「…はい……」


イヴはマオに向かって
ひざまずいた